生放送は、同じ時間をリアルタイムで共有できるのが一番の楽しみじゃないかと思っています。
やってみたいなぁと興味のある方、そこまで敷居は高くないのでぜひトライしてみてください。
生放送の種類について
まず生放送ができるサービスですが、メジャーなものといえばUstreamとにこにこ動画になります。ケンゾクはまずUstreamからスタートして、にこにこ生放送でも放送をすることが増えてきました。
それぞれのメリット、デメリットはありますが、自分は以下のように使い分けています。
放送 | 特長 | ケンゾクの使い分け |
Ustream | ・放送時間に制限なし。 ・放送、視聴ともに無料。 ※視聴時は最初に広告が表示される。 ・1番組あたりの同時視聴者数も制限なし。 ・放送開始時に録画の選択が可能。 ※録画対象は動画のみコメントは対象外。 ・チャット、またはSNSと連携した コメント投稿が可能。 | 主に動画を放送することが目的。 枠を気にすることなく放送が可能です。 主に育成をしたり、周回を重ねるなど攻略をする際に利用することが多いです。 |
にこにこ生放送 | ・放送するためには月額525円の プレミアム会員である必要がある。 ・1回の放送は30分単位。放送は無料だが、 混雑時は順番待ちが発生する。 ・延長も可能だが、延長するためには 30分あたり500円費用が発生する。 ・2時~19時30分はサービスタイムとなり 予約することで上記時間内は延長が無料。 ※予約枠は1回100円。 ・コメントが画面上に表示される。 ・放送後7日間は、放送した動画内容を コメントつきで視聴することが可能。 | 主に視聴者とのコミュニケーションが目的。 Ustreamと比較すると、サイトからの視聴者の流入数も多い印象です。 主に眷属での対人や侵入プレイをする時に利用することが多いですが、白サインを募集して攻略する時も利用します。 |
ケンゾクの放送遍歴
初めての生放送はUstreamでした。iPhoneで手軽に配信できると知ったのがきっかけです。その後SD画質タイプのキャプチャツールを利用後、HD画質対応のキャプチャボードに変更しました。
キャプチャの設定から、動画の作成、生放送の方法が丁寧に解説されているので活用ください。
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1.iPhoneを利用したUstream
iPhoneを持っていて、かつWi-Fiの無線環境があれば他に何も機材は必要ありません。
画面をiPhoneで撮影するだけで手軽に配信することができます。
もちろん画質などはそれなりですが、この手軽さは素晴らしいと思います。
<接続イメージ>
<メリット>
・iPhoneがあれば配信ができる。(Wi-Fiの無線環境があれば快適に放送できます。)
<デメリット>
・画質はそこまでキレイではない。
・画面を移すことになるので、固定できる環境が必要。
・音声はiPhoneが拾う形になるため、周りの雑音が入ってしまう。
<試行錯誤した内容>
ケンゾクが気になったのは、固定する環境と音声。
固定については、iPhone用の三脚を購入して固定を試みました。
購入したのはスマートフォンフォンの固定フォルダー。
小さな三脚ですが、最大まで伸ばすことで固定することができました。
ただ、iPhoneが少し重く角度によってはしっかり固定できないことがあるようです。
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音声についてはiPhoneのイヤホン端子に接続できるマイクを購入しました。
クリップがついているため、テレビのスピーカー部分にマイクを持っていくことで、
周囲の雑音はある程度気にならなくなったかと思います。
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2.SD画質対応のビデオキャプチャーを利用したUstream、にこにこ生放送
iPhoneを使った放送を始めて1ヶ月、画質や音声をもっときちんと録画したい!
という欲が出てきて、わずか1ヶ月でキャプチャー環境を導入することを決意しました。
とりあえず手軽にできる、ということで入門編の王道である「GV-USB2」を選択。
画質はきれいではないですが、入力遅延もほとんどなく使いやすいと思います。
<接続イメージ>
<メリット>
・iPhoneと違い入力信号をキャプチャーする形式なので映像、音声はクリア。
・ビデオキャプチャーのみであれば比較的安価なため導入しやすい。
・キャプチャソフト上で再生しても入力遅延はほとんど感じられない。
※キャプチャソフトはアマレコTVを利用。
入力遅延とは、パソコン上で表示した画面を見ながら操作をした場合に
画面上に反映されるのに少し時間差が生じることを指しています。
<デメリット>
・画質はSD画質となるためそこまでキレイではない。
<試行錯誤した内容>
録画をしながらきれいな画面でゲームをしたい!と考えたため、
分配機を利用してパソコンとテレビに双方向出力できる環境を構築しました。
ただ、ほとんどパソコンで録画をしながらそのままゲームをしていたので、結果的には分配器は必要なかったですね。
出費が無駄になったのが痛かったです。
まずHDMI端子を2つに分配できるスプリッターを購入。
ただ、我が家の危機とは相性がよくなかったのか認識しないことがたまにありました。
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分配したHDMIを、ビデオキャプチャーのコンポジット出力(赤白黄)に変換するコンバーター。
映像品質を下げることになるのでかなり複雑な気分だが、これがないと「GV-USB2」に接続ができない。
ただ、テレビへの同時出力をしない場合は、PS3付属のコンボジット出力端子を使うだけで、
分配器もコンポジットへの変換コンバーターも必要ありません。
周辺機器
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ビデオキャプチャーツール。パソコンのUSB端子に接続して片方をPS3に接続します。
接続するだけなので手軽に利用できて便利です。GV-USB2に関する設定はこちらが分かりやすいです。
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3.HD画質対応のキャプチャーボードを利用したUstream、にこにこ生放送
にこにこ動画を見ているととてもきれいな動画がたくさん・・・。
このもやもやがずっと続きわずか半年でキャプチャ環境の刷新を決意しました。
SD画質に比べてHD画質は雲泥の差。ぐぐぐっと快適な環境に生まれ変わりました。
これからキャプチャーを考えている人には、間違いなくHD画質での導入をおススメします。
もうテレビに分配しようと考えることはなくなります。
<画質の違い:SD画質>
全体的に発色が弱く、細部がぼやけている状態。
<画質の違い:HD画質>
全体的な発色、明るさ、コントラストがはっきりとしている状態。
<接続イメ―ジ>
<メリット>
・映像、音声ともにとてもきれい。HDMIでの接続と同様のクオリティ。
・購入したキャプチャボードでは入力遅延もほとんど感じられない。
<デメリット>
・録画する動画ファイルの容量が増えるため、潤沢なHDDが必要。
・購入したキャプチャボードだと、環境によっては横の破線が出ることがある。
※対策はあるが、パソコンによっては完全には対応しきれない。
※横の破線の参考イメージはこちら。
<試行錯誤した内容>
パソコンに増設するタイプなのできちんと動作するかが不安でしたが、
先に記載のWikiを見ることで問題なく設定することができました。
設定で詰まったらWikiで調べるか、とにかく検索してみましょう。
購入したHD対応のキャプチャボード。購入時は7,000円と安く、入力遅延もほとんど感じません。
ただ現状はamazonでは取り扱っていないようです。別製品はこちら。
DC-HC1に関する設定はこちらが分かりやすいです。
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生放送で使用しているソフトウェア等について
簡単ですがケンゾクの放送環境についてご紹介します。キャプチャボード同様、各放送に関する設定は以下のサイトが参考になります。
VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki
Ustream
放送に使っているソフトウェアは以下になります。
・Adobe Flash Media Live Encoder(ストリーミング配信するためのエンコードソフト)
・アマレコTV(キャプチャしたデータをパソコン上で表示するソフト)
・Ustreamサイト(放送するサイト。要会員登録※無料)
にこにこ生放送
放送に使っているソフトウェアは以下になります。
・Niconico Live Encoder(ストリーミング配信するためのにこ生専用エンコードソフト)
・アマレコTV(キャプチャしたデータをパソコン上で表示するソフト)
・にこにこ生放送サイト(放送するサイト。要会員登録※月額525円)
・棒読みちゃん(コメントを音声で出力してくれるソフト)
・やります!アンコちゃん(コメントを管理するソフト。コテハンなどが記録できます。)
・flashコメントジェネレーター(画面上にコメントを表示するソフト)
今回は使っているソフトウェアの紹介のみとなります。また別の機会で設定を紹介します。
各設定につきましては、前述のWikiをご覧くださいませ。
長々と書きましたが、おすすめは断然HD画質のキャプチャボード。接続も簡単でとても快適です。
自分の遊びを静止画や動画として残す、動画を作る、生放送をする、いろんな遊びが楽しめますね。
興味を持たれたらぜひチャレンジしてみてください!
ども まんまで です。
返信削除細かい情報大変参考になりました。
ニコ生はリスナー集まりやすいですがお金かかるのは辛いですね
お疲れ様です。
コメントありがとうございます!
返信削除自分の場合は試行錯誤してしまって、余計に出費がかさんでしまった状態ですね^^;
新しく始められるならHDキャプボ一択です。もう久しくテレビでやっておりません(笑)
こんにちは。水曜 と申します。
返信削除読み易く、わかり易い記事でキャラ作りや対人戦の参考にさせていただいています。ありがとうございます。
この記事を見るまで、生放送をされている方は、TVでゲームをしつつ、そばにノートPCを置いてプレイされているものだと思いこんでました。考えてみればそんな面倒なことしないですよねwww
コメントありがとうございます!
返信削除生放送ですが機材によっては単体で録画ができるものもあるので、
そういうものを使ってる方はTVで楽しみつつ、録画されていると思います。
録画したものはUSBメモリなどでパソコンに移す感じになるかな。
だいたい2万くらいするので、お金に余裕があってTVで楽しみたい方はそういう選択肢もありですね!